洗濯物干しスペース問題
前回洗濯物の外に干せない問題と対策を提起しました。
しかし、こういう問題は先に起らないようにしておくことが望ましいものです。日に当てたほうが乾くし、風に当てたほうが乾きます。
それは家を買う時だとか土地を選ぶ時だとか、そういう段階で様々な生活のことを想定して選んでいく必要があります。洗濯干しスペースや外に干せない環境問題もその内です。
工務店や不動産、中にはそういった道の仲介業者などとの専門家との相談で決めていくのもいいです。
ただし前もって、不便な生活を強いられているような経験者の話でどういった家や土地が都合が悪いのかを知っておくことも必要と思います。
なので今回選択に都合の悪い土地や家をここで一覧として見ていくことにします。
洗濯物を外に干せない環境の土地物件
幹線・大通り沿い
大通り沿いや幹線道路沿い。いわゆる車通りの激しい道の隣接地です。この場所は騒音などの様々な害がありますが、その他に排気ガスによる悪臭、走行による粉塵(砂埃)などもあり、洗濯を干すには最悪な環境になります。
さらに車が多く通るという事はその分人が多く通っているという事です。
人の目に触れる機会も多くなります。最悪です。
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工場近辺
これも悪臭と粉塵です。もちろん騒音もあります。
工場に寄りますが、鉄鋼系なら鉄粉の粉塵が舞い、化学工場系なら悪臭が立ちこめます。整備工場でも錆取による鉄粉があります。
また、工場などというものは基本脂を使うものなので悪臭は基本です。
鉄道沿線
鉄粉と粉塵です。線路による鉄粉はあまり影響ないと言われていますが、鉄道沿線に住んでいる私からするとそうとも思えません。ブレーキをかける時、カーブを曲がる時、鉄道は物凄い音がするものですが、それだけ摩擦があって、鉄度鉄がこすれているわけです。それで鉄粉が少しも出ないなんてことはありえないのです。
さらに人の目も加わるので最悪です。
信号・バス停・駅隣接地
排気ガスと人の目です。
信号やバス停などは、車が発進する場所です。車の発進時にかなり吹かす輩がいます。ああいった輩が排気ガスをまき散らすので悪臭の害があります。さらにバス停となると、バスの排気ガスはご存じの方も多いと思いますが臭いものです。
さらにこれらは基本「人が待つ場所」です。つまり人の目線があります。
信号待ちの際人の家をガン見する輩もいます。
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学校・公園隣接地
砂埃がすごいです。
風の強い日なんかは砂が舞い上がっていたという記憶のある人もいると思います。それが近隣の家にも影響します。洗濯物の観点から見ると避けるべき場所です。
商業・公共施設隣接地、駐車場隣接地
商業施設や公共施設などの駐車場です。
ここも先ほどの信号などと同じく、車が発進する場所です。加えて、ずっとエンジンをかけてとどまっている輩もいれば、治安の悪い場所だと吹かす輩もいます。
そうすると人の目も気になるものです。
ゴミステーション隣接地
ごみには虫が湧き、ゴミ収集車のにおいは誰もが知るあのにおいです。
洗濯物の観点からすればそれが移る可能性もありますし、虫になんか付かれると最悪なので、衛生的にもなるべく避けたほうがいい場所でしょう。
その他、買わない方がいい土地物件などの記事があります。
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外干しできない要因のすべて
外に干せない原因として以下のものがあります。
- 人の目
- 鉄粉
- 臭い
- 排気ガス
- 砂埃
- ※花粉・PM2.5
最後の「花粉・PM2.5」はどの地域でももはや仕方のないことではありますが、それ以外は住む環境に寄ります。
これらを回避できるような土地を選ぶことが必要になってくるという事です。または、この中で妥協できる部分があればそれは妥協して、絶対にこれだけは嫌だという譲れないものは確実に回避していくことが求められるのです。
こういった害を念頭に、土地や物件選びを進めていくと洗濯が外に干せない問題も事前にある程度は防ぐことが期待できます。
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