大通りや工場近くだと砂埃や排気ガス、鉄粉、人目などの要因で汚くて洗濯物を外に干せない干したくない場合がある。室内干しは場所がないし乾かない。カビも生える。
その場合はサンルーム・テラス囲いがあると良い。
室内干し問題
お外に洗濯物が干せない場合で、以下のような難点があります。
- 部屋干しにしても乾かない
- 家の者が外から帰ってきて風呂も入らず手も洗わず洗濯物に触る
- 純粋に邪魔
私自身以上の3つの問題を抱えています。
乾かない・カビ生える・くさい
これは一番想像できます。
いくら隙間影だらけの家でも窓を閉め切っていたらかわきません。しかもカビも生えます。生乾きって言うやつなのかくさいです。
もうこれだけで十分最悪です。
家の者が外から帰ってきて風呂も入らず手も洗わず洗濯物に触る
他の家の者がいる場合、風呂に入る前に洗濯物を触って乾いていたら持って行くというようなガサツな輩がいるわけです。手も洗わずにです。自分のだけじゃないです。関係ないのまで触る。汚い。
あと意図して触っていなくても、通り道に干してあると触れることがあるわけです。
洗濯したものを汚い体で触れるし、本人も全く気にしないわけで、こっちからすると本当に不潔だし厄介なわけですね。
純粋に邪魔
部屋に干してあるとその分スペースを取るので部屋が狭くなりますし、通り道や何かを取りに行きたいときにその過程に洗濯を干していたら、純粋に邪魔なわけです。
今回この3つを少しでも解消できる方法を書きだしていきます。
一軒家でのおすすめの設備「サンルーム・テラス囲い」
サンルームがどれほど重要か
最近はよく見かけるようになりました。このような場所です。
まず一番理想的な方法は、このサンルーム・テラス囲いの設置です。3つの問題のすべてが解決することが期待できる設備です。
これは一軒家住宅での対策になりますが、洗濯を干す場所として、「サンルーム」や「テラス囲い」といった設備はかなり重要になります。
うちの親族の家にこれがあるのですが、その家をリフォームする際、家の事をしていた婆さんに「絶対につけてほしい設備」として希望されたから取り付けたそうです。
洗濯物の問題は非常に厄介なもので、もしかすると洗濯作業をしている方にしかわかってもらえないかもしれませんが、このサンルーム・テラス囲いはとても重要です。
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こんなにも推すのでメリットがかなりあるのです。
サンルームがない家とある家の両方を見た私から、それを述べます。
洗濯物面でのメリット
このサンルームの最大のメリットは「室内干しと外干しのメリットがある」ということでしょう。
両方の良い面を受けられるという事です。
日が当たるのでよく乾く
本来「干す」という行為は日光にあてるものです。
乾くのは早いし、それは臭いの解消にもつながるし、時間短縮にもつながる。時間が短縮すれば洗濯物に触れられるリスクも減る。あらゆるリスクが減るのです。
しかし公害などで外に干せない。サンルーム・テラス囲いは室内であり、日光が当たる。これほど理想的な「室内」を備えられれば洗濯の厄介な部分はかなり解消されます。
室内にスペースを作らない(邪魔にならない)
サンルーム・テラス囲いはいわゆる外付けのものです。ベランダやテラスを活用して付けることもありますが、普段生活する通路や部屋ではないわけです。
サンルームがあれば洗濯物で部屋のスペースが狭くなることもないですし、通路で邪魔になることもないです。
外からの帰りに触れられる可能性が少ない
通路で邪魔になることがないとなれば、外から帰ってきたとき不潔な体と洗濯物とがに意図しない接触を引き起こすこともなくなります。
また洗濯専用の部屋なので、わざわざそこまで行って風呂入る前に洗濯物を取りに行こうとも思わなくなる可能性もあります。洗濯物がきれいなまま維持できる可能性が大きくなるわけです。
洗濯物の専用スペースにできる
洗濯を干すときに部屋干しの際、洗濯物をはらったりするとどこかにぶつかったり、触れたりすることがあります。それもまた不潔で、ぶつかったことで物が落ちることもありるかもしれません。
サンルームで洗濯専用スペースを作れば、無駄なものが置いていないので、干すときも払うときもそこまで気を使うことがなくなって気持ち的にも楽です。
気を付ければ虫が付かない
外干しで結構気になるのが虫がつくことです。
一日で蜘蛛の巣が張られていたり、羽虫がついていたりします。サンルームは「室内」なので、戸の閉めきりさえ気を付けていれば虫が入ってくる確率もコントロールできます。日に当てながら虫の害を防げる場所でもあります。
ただし気を抜くと入っていることもあります。
花粉や埃、黄砂を防げる
これも虫とほぼ同じです。
花粉症にとっては厄介すぎるものが選択に着く花粉。そしてアレルギーを持つ者にとっては土埃や黄砂も天敵。しかしサンルーム・テラス囲いの戸を閉めていれば、日に当てながら干せる+外への戸を開けるわけではないから部屋に花粉黄砂土埃が入ってくることもないし、あくまで室内なので洗濯物がそれらにさらされる心配も減ります。
湿気を防げる
部屋を密閉しているとどちらにしても湿気はとどまってしまいます。しかし室内干しの厄介なところは、いつまでも湿気が残って戸を開けてもなかなか空気が乾かないという点です。
しかしサンルームは日が当たっているので、日の当たらない室内よりも温度が高く水蒸気になって少し窓を開ければ空気が乾きますし、サンルームは部屋自体もそんなに広くないので除湿器があれば、その洗濯専用の空間だけを除湿して終われます。
さらに洗濯が早く乾けばその分部屋の湿気も早く逃がせるわけなので、洗濯物の湿気対策にも効果的な設備です。
洗濯以外でのメリット
今回の趣旨とは少し違いますが、もしかしたらこういった活用方法で複数の用途で使う人もいるかもしれません。
くつろぎの場になる
洗濯を干していないときに、日光浴が出来るのです。先ほども言った通り、公害の悪臭や埃、花粉黄砂などを気にせずに外にいるようなくつろぎが出来ます。それなりに大きさはは必要にはなってくるとは思いますが。
ペットがいる場合の放し飼いの場になる
ペットがいるところは、人間の日光浴と同じように少し外に出したいけどそうもいかないときにそこにいてもらうというような使い方もできるかもしれません。戸を閉めていれば逃げ出しませんし、動物によっては日光(紫外線)に当たることが必要な種もいるのでそういった動物にも最適です。
観葉植物の置き場になる
室内での観葉植物を日光に当てる際にも使えます。そんな大きなものではなくても小鉢サイズの物でも日中サンルームに置いておくというのもありだと思います。
外へ出る場合の二重扉・風除けになる
例えば動物を飼っている人は、少し庭などに出る際、ペットを出したくない人は二重扉として外に出さないために使用することができます。また風が強いときに少し庭へ出る際など、室内に強風を入れないために使うこともできます。
防音になる
サンルームがついているという事は、言ってしまえば元々の窓や戸とサンルーム・テラス囲いとで「二重窓」の役割にもなっているわけです。二重窓は防音にかなり有効で、防音リフォームと言えば二重窓が理想でもあります。おそらく洗濯物を外に干せないという人は近くに工場や道路などの公共施設からの影響が強い地域である場合が多いと思います。その場合、騒音問題もあろうかと思います。
前回【おすすめのエクステリア外構設備5選。騒音対策や快適な生活を手に入れるために】の記事でも紹介しましたが、さまざまな役に立つ設備です。
断熱になる
騒音対策が出来るという事は、それだけ空気を漏らさない状態なわけで、そうなると必然的に「断熱」の対策にもなります。二重に窓を備えているのでその分熱や冷気を通しにくいのです。
加えて先ほどの「風除け」にも通じる話でも断熱効果があります。寒い空気や暑い空気の風を窓を開けて一気に入れてしまう、という事にならないので暑い風、寒い風の影響も受けにくくなります。
デメリット
設置のスペースが必要
デメリットも必ずあるわけで、このサンルーム・テラス囲い。外付けの設備なのでそれを取り付けられるほどのスペースがないと取り付けることは不可能です。ベランダにつけようにも、貧弱なベランダだったら付けられない。
十分な屋外が必要になってくるので、設置できる人は限られてきてしまいます。その寸法などについては専門業者に聞くしかないと思うので、一度確認してみるのもありかとは思います。
設置費用が掛かる
これはもちろんですが費用は掛かります。
工務店によっても違うでしょうし、サイズやモデル、デザイン性、用途、材質によっても違います。
見た感じ、エクスショップやリショップナビだと事例があり、見た感じだと30万~150万くらいでした。
エクステリアパートナーズでも取り扱いがあるようです。現在は不明なので問い合わせてみるのもよろしいかと思います。
200万超える物もありますが、洗濯干し用途ではなく、オシャレ重視の優雅なお茶を楽しみそうな感じだったので、用途が全く別になると思います。
今回の記事の趣旨のように洗濯物干し用途の場合は、デザイン性もそんなに気にしないものと思われるので、そこまで高額側になることはないと思います。業者への相談の際は、そのあたりの用途などを明確に伝えることに注意が必要です。
工事せずに室内干しをする場合
さて、サンルームがスペース的に金額的に余裕がない場合に、先の3つの問題をすべてではなくても解決する方法を見ていきます。
部屋の隅を洗濯干しスペースへ改造する
まずはこの「部屋の隅を洗濯干しスペースへ改造する」方法。
いわゆる今ある部屋の隅の一部を完全に洗濯だけのスペースにして、他を取り払うというものです。また、協会の仕切りなどで隔離する形にもできます。その場合除湿器を取り付けることをお勧めします。
また人が通ることのない部分である必要もあります。なので部屋の隅です。
これをすることで、「2,家の者が外から帰ってきて風呂も入らず手も洗わず洗濯物に触る」問題を解決することが期待できます。100%ではないです。
ただし、「1,乾きにくい」&「今ある部屋のスペースを減らす(ある意味邪魔)」ということになるので、デメリットも多いです。
例えば↓のようなDIYで敷居をする方法もありです。
他にも様々なDIYができるかもしれません。アイデアがあれば私が紹介する以外のもっと良い方法があれば面白いと思います。
一つの部屋を完全に洗濯干しスペースにする
これは「1,部屋干しにしても乾かない」「2,家の者が外から帰ってきて風呂も入らず手も洗わず洗濯物に触る」「3,純粋に邪魔」の全ての問題を少しだけ解消できる可能性がある方法です。
一つの部屋を密閉すればその部屋の選択の湿気だけを除湿すればいいだけですし、その部屋に入るなと告知しておけば部屋に入らない=洗濯物に触れないことにもなりますし、通り道にもなりませんし、その部屋を洗濯部屋にしてしまえば「洗濯物が邪魔」という事にもなりません。
但し全てにおいて解消できる可能性は高くはないですし、そもそも一つの部屋を洗濯物専用の部屋にすること自体難しいです。
あまり現実的ではないと思います。
区切りでスペースを仕切る方法にせよ除湿は必須になりそうです。
もし窓を開けて空気の入れ替えができるならそれに越したことはないですが、外に干せないなら外の空気にさらし続けることも良い気分ではないし、定期的に窓を開けたり閉めたりするのも億劫です。
除湿は必要になるでしょう。
自分のものは自分の部屋に干す
とにかく自分のだけは汚したくないという人向けの方法です。
これもまた「2,家の者が外から帰ってきて風呂も入らず手も洗わず洗濯物に触る」問題を解決することが期待できます。部屋に人を入れないのであれば、②の問題についてはほぼ確実に100%に近い確率で回避できる方法になります。
家具にも様々なものがあるので、専用のサイトなどでも参考にしてみると、自分の部屋にとっても良いものになると思います。
ただし、此の人文の部屋の方法は「1,部屋干しにしても乾かない」「3,純粋に邪魔」のデメリットがかなり著しくなります。自分の部屋なので特に狭いですし、邪魔という意味では結構な障害になるでしょう。
部屋干ししない方がいい場所は「通り道」
お次は消去法の考え方です。
通り道とは、部屋と部屋の間の近くとか、廊下とかです。
人が頻繁に通れば、洗濯物に触れてしまいます。これがもし外から帰ってきて風呂に入っていない状態や、手を洗っていない状態で触れると不潔です。しかもとにかく邪魔です。一々あたりそうになるので気を付けないといけないし、もし洗濯掛けなどの場合、当たってしまうと落ちてきてしまって洗濯物が床に落ちて汚れる場合があります。
いずれにしても「不潔」ということです。
部屋干しのグッズは布団干しも念頭に
今現在多くの部屋干し用グッズが存在しています。もちろん布団干しのことも考えて、大きめのが必要です。
もし自分の部屋で干す場合などはそんな高機能なものはあれだと思うので、↑の4,000円~5,000円台の物干しで十分だと思います。ただし大きさや長さ、高さは個人によって違うと思うので、寸法だけは慎重に調べてください。
私もこのエカンズの物干しを買いましてレポートしています。
ただしそういったスペースがない家があるのも実情です。特に高度経済成長期の量産型の庶民の家なんかや、わけのわからん間取りの家などは、無駄にでかい窓・部屋が通路同然・なぜそこに壁があるのかわからない壁・全方向窓や戸しかない部屋などが多くあります。うちがそうです。こういう家は部屋干しのスペース自体がない。
なので先ほど言ったようなサンルームやテラス囲いなどが有効になってきます。
これに加えて外のスペースがない家は・・・、やっぱり部屋干しグッズを駆使するしかないか。先ほどの「部屋の隅を洗濯干しスペースへ改造する」方法で、仕切りなどで隅に一空間を作るしかないと思います。
洗濯物が外に干せない場合は専用スペースを作るべき
いずれにしても、頻繁に人が行き来するような場所には洗濯物を干すことはないようにした方がいいです。不潔だし邪魔です。
そして人が普段集まりやすいところに干すのもよろしくないです。洗濯物が乾かないし、除湿もあまりやりすぎると人がいれなくなる。
洗濯物の室内干し問題を抱える場合、室内干しは専用のスペースを設けることがもっとも問題解消の確率が上がる方法になります。
また、もし引っ越しや家土地を買う際には、洗濯を外に干せる土地かどうかも見て置くのも良いと思います。
【関連記事】:洗濯物を外に干せない様々な原因と気を付けるべき土地物件
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