ステンレス伸縮式多機能ふとん干しダブルバータイプ3~5人分EX-701Wは口コミもまあまあ良く、日本の会社であり楽天やamazonで安価ということで、実際に組み立てて布団を干してみた。
そのレビュー、組み立ての工程、感想などを記録する。
製品について
「ekans(エカンズ) 伸縮式 多機能ふとん干し ダブルバータイプ EX-701W」は、室内干し用の物干しとして扱われているようで、布団の室内干しをメインに扱われています。
価格は、amazon・楽天・yahoo!共に4,000円台でかなり安価な物干しとなっています。
材質 | ステンレス、スチール材、ABS樹脂 |
サイズ(cm) | 【使用時】[幅] 121~200 / [奥行] 79.5 / [高さ] 94~130【収納時】[幅] 121 / [奥行] 10 / [高さ] 120 |
重量 | 約5.8kg |
ekans(エカンズ)の会社
エカンズの運営会社は「株式会社サンエスフィッティング」という新潟県の会社です。
創業は平成1年(1989年)
所在地は〒955-0002 新潟県三条市柳川新田800-2
メインは配管材料の販売、特殊配管材料の設計・販売を行っている会社です。
販売はホームセンターやネット通販で行っているようです。
日用品販売のためのネットショップでは「くらしにふぃっと」というショップ名でエカンズ公式ショップとして運営販売されています。
amazonでは「日本の中小企業」のマークが付けられています。
メディアでも紹介されたことがあるというので評判もいいようです。
評判
ショップの評判
yahoo!ショッピングの物干し竿、ロープ類のランキングでは常に上位にあるようです。
各ネット通販の「くらしにふぃっと」ショップ自体の評価は2023年7月時点で、amazonが329件の評価で総合星4.4、楽天が7,378件の評価で星4.65、Yahoo!ショッピングが752件の評価で星4.70。
ショップも悪くなさそうです。
製品の評判
「ekans(エカンズ) 伸縮式多機能ふとん干し ダブルバータイプ EX-701W」の評判としては、amazonでは1,400件以上の評価、楽天では5,400件以上の評価、yahoo!ショッピングでは900件以上の評価がついており、いずれも総合評価は星4以上です。
また、楽天やyahoo!のランキングで物干し竿や日用のランキングで受賞もされているといい、2023年7月現在もyahoo!ショッピングの物干し竿、ロープ類のランキングで1位になっています。
amazonでも「amazonおすすめ」のマークがついており、各ネットショップでは人気のある製品となっているようです。
さらに数年前に改良されたとのことでより便利な製品になっているという事です。
但し口コミの中には、
- キャップが固すぎる
- 樹皮部分が割れそう
- 凹んでいた
- 外で干したらステンレスなのに錆びた
- 布団干すと下につきそう
といった内容のものが何件かあります。
良いクチコミでは
- 値段の割に丈夫
- 組み立てが楽
- 発送が早い
- 布団でもバスタオルでも何でも干せる
- 錆びない
といった内容です。
良い評価の方が圧倒的に多いですが、なぜか「錆びる」と「錆びない」という口コミがあるのが気になります。サクラなのか?
見ていると、屋外で使っているか屋内で使っているかの違いと見えます。実際、公式サイトでは「室内干し」と記載されています。
ちなみに、こういっては悪いかもしれませんが、運営会社は本当に中小企業なのでサクラにしてもそんなに人員はさけないのではないかと思います。なので純粋に評価は高いのではないかと思っています。
組み立ての記録と感想
そんなわけで私も室内干し用に買ったので、使用者として見ていこうと思います。
まずは組み立てです。
口コミでは「簡単に組み立てられる」という意見が多かったです。しかし中には「説明書の文字が小さい」「説明書は説明する気あるのか」という口コミもあったので、実際どうなのか組み立てを記録しようと思います。
まあ結論、説明書見れば10分かかるかかからないかで組み立て終わりました。確かに言葉足らずの部分もありましたが、理解できないほどの箇所は無かったです。
わかりにくい部品にはこうやって番号がビニールに貼ってあります。説明書には部品の図と番号をあわせて書いてあるのでわからなくなることは無いと思います。
まず支柱となる「①X型接続パイプ」の間に「②中間補助パイプ」をつなげるとしています。
「①X型接続パイプ」はこのようなシールが貼ってあります。
シールには内側とか外側とか書いてあります。開く方向をそろえるということなのでしょう。
「①X型接続パイプ」を床に寝かせて「②中間補助パイプ」をつなげていきます。
「①X型接続パイプ」のキャップを緩めて差し込みます。「②中間補助パイプ」の伸縮側はかなりすんなり入りました。
樹脂が見えなくなるまで奥に入れて、またキャップを閉めます。
しかし、反対側の伸縮でない方はキャップを緩めてもなかなか奥まで入りませんでした。なのでキャップを緩め続けて取ってみました。
左の「①X型接続パイプ」のキャップを取った姿はこうなっていたのですね。そこに右の「②中間補助パイプ」(伸縮じゃない方)を入れ込むことになります。(その上の物は取ったキャップ)
こんな感じで。
うん、入りましたね。これでキャップを再びしめれば「②中間補助パイプ」の接続完了。
立ちました。はい次。
次は、「①X型接続パイプ」の上の方にあるL字の「③高さ伸縮パイプ」なるものを伸ばすということです。
これですね。すでに支柱に付いています。この2つ向かい合っているキャップを緩めて伸ばします。
で、これを伸ばし過ぎるとこのように取れます。
別に取れたところでなんてことないです。取れた方のパイプの線が入っている所まで差し込んでまた固定すればいいだけです。
次はもう片方の穴の開いているパイプの方に、「④高さ伸縮パイプ(短い)」を差し込んで固定します。
これまた同じように線が入っているので、そこまで差し込んでキャップで固定します。
はい今こんな感じになりました。部屋が狭いので写真が雑ですがご容赦を。
で次。
「③高さ伸縮パイプ」(元から支柱についていた方)に「⑤ハンガー掛け伸縮パイプ」を取り付ける。
その時注意するのが、真ん中にある「②中間補助パイプ」と伸縮の向きを同じにすることです。
これ結構重要です。
取り付ける際は、真ん中の「②中間補助パイプ」を少し伸ばして幅に余裕をもってやるとやりやすいです。
そしてまた同じく、伸縮じゃない方は入りにくかったので、キャップを最後まで取って突き刺して閉めます。
はい、それっぽくなってきました。
次、最後です。
「⑥ダブルバー伸縮パイプ」を「④高さ伸縮パイプ(短い)」に差し込み固定します。
その時また伸縮の向きを同じにするように注意します。
これは簡単に入りました。キャップで固定して完成。
写真撮りながらやっても10分かかりませんでした。もちろん一人でやりました。
説明書もそんなにわかりにくいという感じではないですし、キャップが回らないとか入らないとかいうこともなく、全然問題なかったです。
レビュー
使用した感想
というわけで干してみました。
私の場合は敷毛布を洗ったやつ干したので、布団と同じくらいの長さはあるのですが、結構余裕ありました。全然下にも付きそうにないし良いのではないでしょうか。私の場合は25㎝くらい床まで余裕がありました。
一番縮めている状態で、ちょうど一つの布団を掛けられる幅になっているようですね。布団や毛布はこのダブルバーの方にかけて、シーツ程度ならもう片方のハンガー掛け側にかけるといいと思います。私はそうしました。
掛けているときは安定もしていますし、大丈夫だと思います。
片づける時に竿を取り外せないことと、縮められないことは難点でしたが、それ以外は不便な点は無かったです。
気になった点
気になった点としては、一応私は全体をアルコールで拭いたのですが、そのとき少し黒くなるところがありましたね。まあ、この製品や会社だからというわけではなく、こういった金属製品類はどうしてもこうなってしまうのかもしれませんが…。
ただ特に凹んでいるとか、キャップが回らないとかは無かったのでそこは良かったです。
他には、物干し竿を伸ばすとき、少し金属の音と出したときに金属粉の臭いがするのは気になりましたが、新品なら仕方ないのかもしれませんね。(家にもう一つある伸縮の物干し竿はそういったことが無かったので気になりました。)
梱包に関しては、やたらテープをぐるぐる巻きにしており「きれいな梱包」とは言えなかったですが、まあしょうがないでしょう。これが通販という物です。
他にもあります。
細かいかもしれませんが、レビューなので伝えるものは伝えます。
MADE IN CHINA???
新潟の日本企業のメーカーなのに「MADE IN CHINA」。気になりました。
不思議ですね・・・。まあ仕方ないんですかね。これだけは何ともよくわかりません。純粋に中国で生産しているだけなのか。まあ周りはもう中国生産品ばかりになってはいますけどね…。
そんな壊れているとか汚れているとかあからさまに使いにくいとかではないので、値段相応で特に不満無しって感じでした。
使用前にアルコールで拭いて、広いところで使用できて、121cm×10cm×120cmを収納(立てかけ)出来る場所があるのであれば、試用上に関しては、この製品に関して特に不満は出ないものになると思います。
(クチコミによると、はずれ品に当たってしまう場合もあるようです。その場合は取り替えてもらいましょう。)
注意点
実際に使った感想とクチコミとを合わせて注意すべき部分を上げます。
室内や屋根のある場所に使う
まず大前提として、雨に少しでも濡れるような場所や水のかかるような場所に置いておくのはやめたほうがいいです。おそらく口コミでも多くあるように錆びます。
たまに屋外でも錆びないという方はちゃんと雨や水にかからないような場所に置いているか、使用時だけ外に出しているかのいずれかだと思います。
なので外でも絶対に濡れない場所、天気でなら使用しても良いと思います。
広いスペースがあったほうがいい
これはわかりきっていたことではありますが、布団も干せるとあってやはり結構大きいです。なので、個別の寝室などに常に置いておくというのは結構邪魔になります。
あまり人が使わないような場所、室内に洗濯スペースやサンルームなどがあると最適です。
役に立つエクステリアの一つであると考えます。
【関連記事】:おすすめのエクステリア外構設備5選。騒音対策や快適な生活を手に入れるために
空間が広い部屋があるなら全然大丈夫だと思います。
収納場所を選ぶ
収納の際にも結構場所を取るということがわかりました。
折りたたんでも結構大きい。(写真を切り抜いてあるのは私物が写ったからです)
幅は121cmより縮めることができないので、常に1メートル以上が必要になります。
これがもし、棚や窓、ベッド、障子などで立てかけておけるスペースがないとかなり困ります。棚の間に入れようにも、1メートル以上となるとはみ出る長さなので、収納場所も注意しておく必要がありそうです。
また高さも120cm、1メートル越えなので、押し入れに入れることもできそうにないです。
物干し竿が取外し式でもないので、それ以上コンパクトにもなりません。
使わないときは、普段人が集まらないような部屋に置いておくのもいいと思います。
ハンモックバータイプWT-150Sは狭い部屋の場合に有効
同じ布団を干すタイプで、かつ収納面を考慮するなら、収納がコンパクトな「大容量室内物干し ハンモックバータイプWT-150S」も候補に入れるべきと思われます。
材質 | ステンレス巻きパイプ、ABS樹脂、ステンレススチール |
サイズ(cm) | 【使用時】[幅] 88~150 / [奥行] 84 / [高さ] 113~165 【収納時】[幅] 9 / [奥行] 64 / [高さ] 113 |
重量 | 約6kg |
こちらはキャスター付きで移動もできます。物干し竿は取外し式で、幅は土台から伸縮式で収納時は9cmになるといい、この点では収納に最適です。
ただ、拡げたときの長さに関しては、「伸縮式多機能ふとん干しダブルバータイプEX-701W」に劣るので、どちらを選ぶかは収納面と布団を干す量によります。
普通の洗濯物だったらどちらも同じくらい干せると思われます。
安価なので、今必要ならば一度どちらか試してみるのも良いかもしれません。
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