自治会で行政からの説明会があるとき出席すべきかどうか。
私の体験談、出席することのメリット(行って良かったこと)を伝えます。
また説明会の様子も伝えます。若い人は出ないことが多いですが、結論を言えば出席すべきです。
今回の話の事例
最近ではないですが、少し前のこと。
私の騒音問題の一つ「幹線開通」の時、もちろん自治会での行政からの説明会がありました。
私の家は、家の前に幹線ができるのでもろ影響するという事でいってきました。説明会の様子は後に記します。
タイトルの疑問ですが、間違いなく行ったほうがいいです。
まず、説明会に行って良かったことを記していこうと思います。
自治会の説明会で有意義であるもの
- 説明書には書かれていないことの説明がなされる
- 同じ境遇の人と情報感情共有
- 回覧板で回ってくる説明書と違う話が聞ける
- 自治会長とコンタクトをとれる
- 行政担当者との面識ができる
説明書には書かれていないことの説明がなされる
住民向け説明会では当然ですが、紙が用意され、パワーポイントによって説明がなされます。
プレゼンの基本ではありますが、紙に書いていないことも当然追加で説明があるのです。
でもこれって、説明会に出席していないとわからないことです。
出席していないのに後でいろいろわからないことがあっても説明会では説明しているので、出ていればそこで聞けているわけですね。
さらに質疑応答では、誰かしら気の強い方々がいらっしゃって、説明の人にめちゃくちゃ詰め寄った質問をします。
普段はめんどくさそうな人でも、こういう時に役立ちます。そこでされる質問や会頭は非常にためになります。それも出席していないと聞けない部分でしょう。
実際に出席している人、していない人の認識の差が生まれているようです。それは当然ですが。
回覧板で回ってくる説明書と違う話が聞ける
さて、説明会後に回覧板でその時の説明書が回されますが、今回の幹線開通以外にも何回かありましたが、たまに説明会のものと内容が変わっている紙が回されることがあります。
しかも特に深堀された内容というわけでなく、単にデザインが変わった程度のものから、なぜか逆に簡略化されている場合もあります。
これではなおさら、内容が薄くなってしまいます。説明会に出ていないとその薄い内容のまま理解する羽目になってしまうのです。
本気で住環境のことを思うのであれば、本当に懸念しているのであれば説明会として聞くべきと考えます。
同じ境遇の人と情報感情共有
これは非常に大きいです。
特に精神面で、意外と重要な部分です。
自分以外にもこんなにも被害者になりうる人がいるんだとわかるからです。
中には自分よりも悩んでらっしゃる方とか、小さいお子さん(孫)がいる方とか、そういった方が結構険しい表情で、激しい口調で話します。
住民側は皆被害者枠にして、ほとんど一致団結している状態です。援護射撃みたいな感じです。
- 味方がいる
- 自分よりも悩んでいる人がいる
- 自分と同じ境遇の人がいる
それが実感できるだけでも、多少精神的に楽になるものです。
個人的にも、本件で「こういう不都合があるよね」みたいなことをお互いに話もできる場合もあるので、情報共有としては最適な場所だと思います。
【関連記事】:面倒だが近隣住民との付き合いは持っておくべき【メリットとデメリット】
自治会長とコンタクトをとれる
騒音・環境・トラブル・迷惑問題について、その地区の自治会長に言わなければいけない場合、または言った方がいい場合というのが結構あります。
私の経験でも、個人的に企業の騒音に悩んでいた際にまず自治会長に聞いて、どうすべきかを教えてもらったことがあります。詳しくは↓の記事の内容に載っています。
【関連記事】:【工場企業の騒音問題】話が通じるなら直接苦情を言うのもいいかもしれない
説明会には自治会長はほとんど出席するかと思います。
なので、誰が自治会長で、どんな人なのかがわかるし色々聞けるのです。
さらに個人で話しかければ、それだけで面識が持てる。
特に、こういった地域が一致団結する場面では、話しかけても嫌な顔はされないでしょう。
是非面識を持つチャンスととらえましょう。
行政担当者との面識がもてる
面識が持てるのは自治会長だけではありません。説明しに来ている事業の担当者ともコンタクトが撮れるのです。
自治会長同様、どんな人かがわかるので結構役立ちます。
しかも、これは私が体験したことですが。
説明会後に個人的に、普通に話や挨拶をして、その後何か都合が悪い事(騒音振動があまりにもひどいなど)があった場合、担当課に問い合わせるとその担当者らが来て、既に面識があるので話がスムーズにいく。なんてメリットも出てくるのです。
それも実例としてブログ内に記事があります。
【関連記事】:【交通の公害問題】道路開通直後の苦情はどこに?騒音対策課か事業の担当課か
こういうことがあるので、説明会で担当者と面識が持てることは意外と大きいのです。
でもちゃんと「話」をしないとだめです。ただのクレーマーでは駄目です。
説明会の様子
さて、説明会の様子を話します。
と言っても、すべての自治体が私の地区のようなものではないと思うので、参考までに見てください。
- 紙が配られる。または席に置かれている。
- 紙の説明に沿ってパワーポイントや前面の図などで説明がなされる。
- その後質疑応答。ここで大体荒れる。住民側の激しい口調での質疑が始まる。
- その後自治会長が収めたりして説明会終了。
- 終了後、片付ける人や帰る人がいて皆バラバラ。ここで片づけしながら自治会長や担当者、他の同じ境遇の人と面識を持っておく。
と、私の地区ではこういう流れですかね。5番目は私が個人的にやっていることですが。
余りにも似たような質問や喧嘩腰の質問が飛び交うと、担当者も少々激しい口調で返すこともあります。テレビで見るようなあんな感じになるのです。
そんな中で紳士的に質問すれば、それは担当者から認識もされるかもしれませんね。
「話が通じる人だ」と思わせれば、その後の対応も変わってくるはずです。
出席することへのデメリット
というわけで、自治会の説明会に出席することのメリットばかりを伝えてきましたが、デメリットはあるのかという事です。
私はないと思います。特にはですが。
強いて言えば以下の事が言えると思います。
- 時間が奪われる。
- 平日の夜の説明会の場合、仕事と重なる可能性がある。
- 休日の場合、せっかくの休みが潰される。
- 出席する人は大体がお年召した方。若者、父親母親世代以下はいないので、若い人が行くと浮くかも。(ここはどうでもいいと思います。)
- 説明会がいつ終わるか明確ではない。
時間的な問題ですね。
平日やる時もあるし、休日にやる時もあります。
なので、父親母親世代以下の世代はなかなか出にくいかもしれませんね。
結論:自治会の説明会には出席すべき
デメリットに関して以上のようなことをあげましたが、このサイトに来ている方はきっと、騒音や公害に本気で悩んでいる人なのではないでしょうか。
もし本気で騒音振動、その事業ができることへの不安があるなら、説明会に出席しない手はないです。
私は意地でも出席するべきと思います。
自分の意見が通るか否かではなく、理解や精神面、今後の対応で非常に役立つ機会なのです。
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