二重窓(内窓)が取りつけられないのはどんな場所か?窓の種類や位置一覧

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二重窓(内窓)が取りつけられないのはどんな場所か?窓の種類や位置一覧

二重窓(内窓、二重サッシ)は防音対策においてよく進められる方法ですが、これらを取り付けできない窓というのも存在します。

取り付けできない窓については一度業者に見てもらうことも良いので最後にプロの問い合わせのリンクを貼っておきますが、一度この記事で二重窓を取り付けできない窓一覧を確認いただければと思います。

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取り付け不可能な窓

内倒し窓

内倒し窓

二重窓は主に内側につける物になります。

なので内側に開く窓全般は基本的に二重窓の取り付けはできないものと考えたほうがいいです。

内倒し窓は防犯性が高く、プライバシーを守ることにも役立つ窓として活用されています。なのでほとんどの場合曇りガラスや防犯ガラスになっています。風呂場やトイレに設置されていることが多い窓です。

しかし内倒し窓は防犯性が高い意味で、窓の中でもかなり気密性が高い窓とされています。

既に防音性にも優れている窓なので、内倒し窓に二重窓を設置することはあまりないかもしれません。

内開き窓

内開き窓

内倒し窓と同じく内側に開くので基本的に二重窓はつけられません。

ただし、この窓も片開き窓に関しては気密性・防犯性が高いとされています。(参考『いい部屋ネット 内開き窓(うちびらきまど)』https://www.eheya.net/terms/detail/3870/

内倒し窓と違うのは、設置されている場所で風呂場やトイレではなく、階段踊り場や部屋、脱衣所などにつけられているようです。

内倒し窓よりも窓の開閉範囲が大きいのであまり狭い空間には採用されていないみたいですね。

回転窓

回転窓

回転窓とは窓中心を軸にして回転する窓のことです。

つまりこれもある意味では内側に開いていく窓になります。そのため内開きと同じように二重窓をつけるスペースがないということです。

ただしこの回転窓もまた、気密性・水密性が高いとされています。また同時に換気性にも優れています。
(参考『LIFULL HOME’S 回転窓【かいてんまど】』https://www.homes.co.jp/words/k1/525000119/

二重窓をつけられない回転窓ですが、二重窓のみならず網戸などもことごとくつけられないという窓です。

ただしこの回転窓は基本的に一般住宅に付けられていることは少なく、ビルの窓として取り付けられている場合が多いとのことで、あまり二重窓をつけようとする環境にはないようです。

窓用エアコン付き

窓用エアコン付き

一般住宅でも付けられ、いまではDIYでも付けようとする人がいらっしゃるという窓用エアコン。窓の一部がエアコンになっているというものです。室内クーラーと室外機が一体になっています。

まずこの窓用エアコンは、

  • 窓枠から飛び出していることが多いので二重窓はつけられないという点
  • 二重窓(内窓)をつけてしまってはエアコンの意味がない(使えない)という点

これらの要因があり、二重窓はつけられません。

換気扇付

換気扇付

窓用エアコン付きと同じように、窓の中に換気扇がついています。

換気扇付については、窓から飛び出しているものもあれば窓から飛び出していないものもあります。またコードがある場合もあるので、こうなると二重窓は不可能です。

なにより窓用エアコン付きと同じですが、二重窓をつけると換気扇の意味がなくなります。

しかし換気扇付窓は気密性皆無の権化のような存在なので、これこそ防音設備が欲しいものですが、なかなか難しい窓です。

本気で防音・断熱したいということであれば、これはもうリフォームによる窓の付け替えが必要になってくると思います。

上げ下げ窓

上げ下げ窓

上げ下げ窓には2パターンあるようです。

見た目はほぼ同じで、引き違い窓を縦にしたみたいな見た目です。

基本的に動くのは下の方の窓のみで、この下の窓の動きが違ってきます。

1つはスライドしてそのまま上に引き上げるタイプ。
1つは内倒し窓のように内側に倒して開くタイプ。

この後者、内倒し窓のように内側に倒して開くタイプが二重窓をつけられない窓です。

ただしこの内倒し窓タイプはまさに内倒し窓と同じように気密性も高いようです。逆にスライドタイプは隙間が出来るので気密性は劣ります。

上げ下げ窓は基本縦型なので、よく見るタイプの引き違い二重窓は設置できないでしょう。ということで二重窓に内開き窓を採用するということもあるようです。(参考:『窓のコンシェルジュmadoka 上げ下げ窓には、内開きタイプの内窓がお薦めです https://www.madocon.jp/case-30258』)

このように二重窓にも種類がありますので、それを一覧で調べた記事もあります。

【関連記事】:二重窓(内窓)二重サッシにはどんな種類があるか。簡易度や大きさなどを調べまとめる

増設のスペースがない(ふかし枠の余裕がない)

二重窓は窓枠に余裕があればその中に作ることもありますが、調べていると基本的に窓枠から飛び出した「ふかし枠」というものを取り付けて二重窓のスペースを確保している事例が多いようです。

二重窓ふかし枠

つまり窓枠に余裕がなく、「ふかし枠」設置のスペースも余裕がない場合は二重窓は取り付けられないということになります。

例えば、窓の前にピッタリと付けて何かが置いてあったり、移動できないものが設置されていたり。また、窓が内側に飛び出るのが嫌な場合や都合が悪い場合も二重窓設置はできないということになります。

カーテンレールボックスが窓枠正面についている窓

カーテンレールボックス

カーテンレールボックスが窓の正面上についている場合、まさに前項の「増設のスペースがない」に該当するものです。

基本的に窓枠外の上にピッタリと設置されています。そしてカーテンもそのまま垂れ下がっているので、まさに二重窓を取り付けるスペースがない状態です。

取り付けの難しい窓

その他二重窓を取り付けるのが難しい窓は、前項のカーテンに関連するものですが、カーテンボックスが窓枠についていなくても、二重窓を「ふかし枠」を増設してつけると、カーテンと内窓が常にくっついているという状態になってしまいます。

二重窓があるからと言って結露が100%できないわけではないので、カーテンが結露に触れてしまうということになり、カビの原因となる可能性があります。

わからない場合やとりあえずプロに見てもらいたい場合

今見てきたように二重窓設置にもいろいろと障害があります。

その他にも実際に見て取り付けできないなんてこともある可能性が十分に考えられるので、まずはプロの方に見てもらったほうがいいかと思います。

エクスショップは二重窓のメーカー・価格の比較もでき、問い合わせもできます。

ガラスの違いや大きさによっても価格がかわるので、それらを入力して概算を割り出せる機能も会員登録などは無しで利用できます。(あくまで概算)

 

その他エクステリアパートナーズや普通のリフォーム店、比較仲介業者に相談という方法もあります。

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