騒音の少ない土地物件はどんな場所か。消去法から洗い出す

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騒音の少ない土地物件はどんな場所か。消去法から洗い出す
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騒音の種類

住宅環境などの生活を害する騒音には本当に様々な騒音があります。

  • 道路自動車騒音
  • 工場騒音
  • 鉄道騒音
  • 航空機騒音
  • 近所近隣住民の騒音
  • 駐車場騒音
  • たまり場の騒音
  • スケボー・子供の騒音
  • 搬入作業の騒音

出していったらきりがないです。

そんな多くの騒音をできるだけ避け、騒音の少ない場所に住みたいと誰しも思っているはず。今回は様々な騒音を想定して、避けるべき場所を洗い出してみます。

騒音から逃れるための消去法

大通りの隣接地は避ける

当サイトでは何度も言っていますが、大通り・幹線道路隣接地だけは絶対に避けるべきです。

【関連記事】:道路騒音の体験談1年~ストレスの所為かアトピー悪化と精神崩壊に近づく現実

【関連記事】:道路などの騒音による病気のリスクとノイローゼ。環境省の基準はどうなっている

私自身も被害を被っていますし、実際に騒音での健康被害も出ています。大通り沿いでのアトピー性皮膚炎の発症率が高いというのもアメリカの研究で証明されています。

さらに私自身のアトピー悪化の実体験もあります。

自動車騒音というのは、昼夜関係なく24時間、365日続きます。春夏秋冬、雨の日も雪の日も、真夜中でも平日休日でもずっとです。そしてそれが半永久的に続きます。道路なんてそうそう無くなりませんから。

真夜中にはバイクや改造車も通りますし、大型トラックが通れば家が地震のように揺れます。

工場の近くは避ける

当サイトでも工場の騒音問題で取り上げたことがあります。

工場と一口に言っても、これまた工場の中にも様々な騒音があるわけですが、いずれにしても近くに住むというのは避けたほうがいいです。

工場(こうば)の近くも避けるべきです。大きい工場以外にも、町工場みたいなところもあり、そういうところは窓全開にして研磨作業とか切断作業とかしてるので、騒音のレベルはかなり高いです。

町工場でなくともシャッター全開にして作業する大きい工場ももちろんあります。

金属を打ち付ける作業や、今言ったような研磨・切断作業、エアーなどの噴射器の音、モーター音、重量物の着地音(ほぼ振動)など、とにかく多くの種類があります。

今回は騒音に限ってですが、工場は粉塵や悪臭などの影響もあるので、健康面で考えるなら避けるべき場所です。

工業地域商業地域を避ける

工業地域はまさに前項の工場が立ち並ぶ場所。商業地域はショッピングセンターや自動車販売などとにかくお店が多い場所。

もちろんその工場や商業施設自体の騒音もあります。しかし、こういう工業地域商業地域という「地域」を避けるべきなのは他にも理由があります。

騒音規制が緩い

昼間夜間
療養施設、社会福祉施設等地域50db以下40db以下
住居用地域55db以下45db以下
住居+商工業等地域60db以下50db以下
住居用地沿いの2車線60db以下55db以下
主に住居地域の2車線及び
住居・商業・工業施設のある道路
65db以下60db以下
幹線交通隣接地域70db以下65db以下
幹線交通隣接地域(屋内)45db以下40db以下

その他↓

騒音の環境基準は何デシベルか。生活音・工場・鉄道他わかるだけまとめてみた

これを見てもらうと分かりますが、土地用途に置いての商業工業地域類は住音規制が緩いのです。(※工場専用地域はそもそもが住宅を設けることはできません。)

なので、いくら郊外による騒音がひどい状況下にあっても、行政は動いてくれません。改善もされないでしょう。

車通りが多い

商業地域となると、お客さんが多く出入りすることになるのは明白です。その分車通りも多くなります。改造車も来ます。バイクも来ます。しかもおそらくは休日の方がうるさくなるでしょう。

一見商業施設が近いというのは良いことのように思えますが、常時騒音に悩まされるというデメリットが付きまとうのです。

トラック・中型大型車の往来が激しい

商業施設には運送会社も頻繁に出入りします。工場にも同じく運送、または工事用トラックなどが頻繁に出入りします。

トラックの走行音や発進時のエンジン音、振動、悪臭は我慢できるものではありません。

さらに商業施設にはバスなども往来します。家の前がバスの走行ルートになる可能性もあります。

市街化調整区域・都市開発区域は避ける

都市開発地域は、長年住んでいたところに突然訪れる可能性もあります。もし新しく済む場所を探すなら、まず行政に「この場所は今後開発される予定はあるか」という事を聞くべきです。

私の家の周りはもう、10年以上は工事の音が鳴り響いています。いやひょっとすると15年近くなるのか。もう記憶が曖昧ですがそれくらい長いこと周りは工事だらけです。都市開発区域にぎりぎり入ってしまったからです。

都市開発がされると、道路や施設が一回出来て「はい終わり」とはいかず、それに追従するかのようにさらに周りに次から次へと店や事業所が入ってきます。そのたびに工事です。道路工事だけでも5年以上かかってるし、もうほんとうにずっとです。

いったいどれだけ私の人生を侵害し続けられたことか。まあ今も続いてるんですけど。

鉄道路線の近くは避ける

鉄道の騒音だけなら、あまりひどくなければまだ許せるところでもあります。何せ大体は運行時間が決まっているので、深夜帯などは走ることは少ないです。貨物列車や工事用車両などがある場合は注意が必要です。ただし、道路騒音よりはマシと思います。都会の方だとそんなことないのかもしれませんが。

しかしうるさいはうるさいです。特にカーブの隣接地。カーブの列車の走行音は、鉄がすれる甲高い騒音で話し声などはかき消されます。また高架の麓など。高架は非常に音が伝わりやすく反響します。そして騒音の持続時間が長いです。

私の家がまさに地上→高架になったところに近く、痛感しているところです。

学校・公園・保育園など子供が集まる施設の隣接地は避ける

子どもの騒音も苦手な人にとっては、まさに地獄です。

世の中は「子供の声は騒音ではない」を正義とする風潮がありますが、個人的にあれば渦中にいない者の戯言だと思っています。騒音環境下で暮らしたことのない人が言っていることなのでしょう。まずは自分たちがそういった場所に住んでから言えよと毎回思いますね。

 

さて、子どもの騒音について、毎日のように奇声が聞こえてくる環境は地獄でしかないです。

笑い声とか話し声ならまだ許せるのだと思います。でも違う。「奇声」なのです。だからこそいたるところで公園や保育園の騒音が問題になっている。それで苦情を入れると騒音被害者が加害者のようになる。

そんな状況に陥りたくない人は、学校・公園・保育園などの隣接地には住まないことです。

歩行者用の広場の隣接地は避ける

歩道などの一端に広い場所があったり、駅などの前に広場があったりします。そういったところは、輩が溜まります。たまり場です。これまた奇声を上げるものもいます。真夜中にです。加えて、スケボー少年が来やすい場所です。真夜中にです。

逆に昼だと、子供連れがボール遊びに使う場合もあります。この前駅の広場で遊んでいる親子を見ました。

こういう常識のない者たちが集まりやすいのが歩行者用の広場になります。

商業施設や倉庫の隣接地は避ける

商業施設においては先ほど見た通りではありますが、ここで見るのは搬入作業の騒音です。

先ほど運送のトラックが往来しやすいという話がありましたが、その積み下ろし搬入作業は大体真夜中か早朝に行われます。もちろん昼間にやっている場合も多くありますが、深夜帯に行う事例をわたしは体験しているのでここに書いています。↓

夜中の3時に起こされることもあったので、私はここまでやりました。

まあ、ひどいものです。

民営公営駐車場の隣接地は避ける

駐車場もまた人が溜まりやすい場所です。

  • 駐車場で話し込む奥様方
  • タバコを吸いながら大きな笑い声をあげる輩
  • アイドリングをかけっぱなし
  • 何度も勢いよくドアを閉める音

下3つは夜でも起こりうることなので憂鬱です。

家の近くの事務所の駐車場がまさにした三つです。しかも夜にです。23時くらいかな。大体夜の12時前くらいなので。

もう最悪ですよ。

新興分譲住宅地は避ける

新興分譲住宅地がなぜ避けたほうがいいのか。

それは、運が悪ければ道路族に当たる可能性があるからです。

道路族とは、公道でボール遊びやバーベキューなどをして近隣に騒音・損害を与える厄介な輩の事です。そんな道路族は住宅地のような生活道路上に出没します。加えて道路族の大多数は、若い親と幼い子供の家庭の者です。

新興分譲住宅地というのは、まさにそういった年代の人が住む場所です。つまり道路族に当たる確率が格段に高いということです。

もちろん運が良ければ、常識人の近隣に住むことが出来るかもしれませんし、新興分譲住宅地でなくとも道路族に当たる確率は無くはないです。

確率の問題ですね。難しいです。

天井床・壁が薄いアパートマンションは避ける

賃貸の場合、隣人問題が頻繁にあります。隣人と言っても横の部屋だけではなく、上の部屋下の部屋の騒音も気にしなければいけません。とくに上階からの騒音に関してツイッターではよく被害のツイートが見えます

もちろん騒音主がやばいやつという可能性は十分あるのですが・・・、

そもそもそのアパートマンションの壁や天井、床が薄すぎる&材質が悪すぎるために騒音振動が伝わりやすいという可能性もあります。

どれだけ騒音に気を付けていたとしても、部屋の材質が悪ければどうしようもありません。だからと言って大規模なリフォームなんてするわけがありませんし。

こういった材質が大丈夫かなども、賃貸の場合に確かめておく必要がありそうです。

妥協はあれど出来る限り騒音を避ける

今洗い出した全ての事を完璧に避けることは難しいと思いますし、これらをすべて避けてもさらに別の騒音問題が起こることもあります。

しかも騒音以外にも、付き合いだとか嫌がらせだとか、そういう面倒事はいくらでもあります。

今回は騒音という観点から見てきましたが、その他さまざまな視点から見たやめたほうがいい土地・家を簡単にまとめた記事もありますので、そちらも参考にしていただければと思います。

戸建てなら窓は二重窓玄関は風除室などの設備による防音もあります。ただ今回は「避ける」をテーマにしているので詳しい言及はしません。

家土地の対策
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