行政が原因の騒音などの苦情と行政の言い分と対応(都市開発・道路・高架事業)

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行政が原因の騒音苦情と行政の言い分と対応(都市開発・道路・高架事業)

私は行政による都市開発で数々の騒音被害を受けてきているわけだが、その中で行政の職員と話すことも多いのです。

今まで私が話をして対応してきた中で都市開発について様々な行政の言い分がありました。その中から今回、自分にとっての備忘録代わりとしてもここに記していこうと思います。

行政にどんなことを言ったらどんなことを返してくるか。その記録です。

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隣接地用途地域変更で工場を移転したことについて

住居専用地域への配慮について

Q. なぜわざわざ用途地域を変えてまで、住居専用地域の横に工場を移転したのか。
A. この区画がもっとも最適と判断したから。

Q. 沿線住民の影響は考えなかったのか。
A. 一応、専門家や識者、大学の教授らなどによる検証の結果、近隣に影響はないと判断したので作られた。

Q. 沿線住民に説明はしたのか。
A. 説明会は開いたと思うが、ちょっとわからない。

Q. 何にしても今はかなり悪影響がある。騒音もひどい。都市計画を指揮した市としてどうにかすべきなのではないか。
A. 対応は難しい。工場の会社と直接話されたことはあるか。
Q. ある。対策もしてくれてはいる。ただ家の目の前にあるから限界がある。これは工場の会社が原因ではなく、住居専用地域に隣接して用途地域まで変更して工場を移転させた市に責任があるのではないか。
A. (明確な返答得られず)

沿線住民を軽視した都市開発の象徴ですね。
その相談した式社って誰なんですか、本当にちゃんと考えたんですか、現に今影響出てますけど?みたいな状況ですけど。その時点で沿線住民に相談しない行政よ・・・。

大体行政ってのは何か決まってから説明会を開くので、もう反対したって遅いんですよね。用途地域が住居だから大丈夫と思っているあなた。もしかすると明日、あなたの横の土地が工業地域に変わってしまうかもしれませんよ。

道路関係について

幹線道路開通に関すること

Q. 幹線道路設置について沿線住民に十分な説明はあったのか。
A. 説明会は毎年開かれてはいた。

Q. 都市計画決定の1年前にここを買ったが、それでも何も対応は無いのか。
A. 決定前の計画段階で説明会を行っているかもしれない。
(さすがにそれ以前のことは知らん)

Q. 沿線住民は数件しかないが、その数件にすら個別で説明は無いのか。
A. 説明会で説明をしてご理解を得られたと思っている。また、市のホームページのパブリックコメントでも公開したが投稿がなかったのでそのまま計画がすすめられた。
Q. 普通の人は市のホームページなんかいちいち確認しないし、ほんの数件の人たちが反対しても聞き入れられないだろう。働き世代子育て世帯なら説明会も行っていられない場合もある。せめて最も影響の受けやすいたった数件の沿線住民には直接説明があってしかるべきだったのではないか。
A. 個別での説明という物は今まで行ってきたことがない。説明会に来られない人もいるということは理解している。

さてこんな感じで、沿線住民に対しての説明が余りにも不足している行政なのでした。

最も影響を受けるのは沿線住民、隣接地に住む住民なのです。なのでそういった方々に対しては個別での説明は必須でしょう。行政はこれを「同じ地区の人」とすべてまとめて考えており、「説明会だけすればそれでいい」と考えています。もちろん説明会は重要です。公に対応するということにも意味はあるからです。ただそれで終わっているのが行政という物。結局は「ご理解」ですべてまとめられます。皆さんも気を付けましょう。多少は無理してでも説明会にはいきましょう。回覧板を隅々まで見ましょう。下の方に説明会の紙が貼ってあるかもしれませんから。

高架化事業について

住民のプライバシーについて

Q. 高架化に伴って沿線住民の家の中が丸見えになることが予想されていたはずだが、説明はあったのか。また了承は得られていたのか。
A. 高架化のときに説明会は開いて住民の方のご理解を得られたものと思っている。

Q. 住民による反対意見は無かったのか。
A. ご指摘はあったが、最終的にはご理解いただけたと思っている。

Q. もし反対意見が多かった場合は高架事業は無くなっていたのか。
A. 幾つもの自治体の沿線の方が運動を起こせば何かあったかもしれない。

Q. しかし実際に害を受けるのは地区全体ではなくごく一部の沿線住民のみだと思われるが、その少数でも停止することはできたのか。
A. わからない。

Q. ちなみに、高架によってもはや二階も一階も丸見えで騒音も相まって窓もカーテンも開けられないのだが補償はあるのか。
A. 視線やプライバシー面での補償というのは聞いたことがないからわからない。

Q. ではどうしたら良いのか。どんな対策が考えられるのか。
A. ルーバー型の目隠しを外付けするなどの方法があるかもしれない。

このように高架事業において、「人の視線」「プライバシー侵害」に関しては、行政は全く頭にないということが分かります。加えてそれによる害の保証は全くないと。

設備は自費。行政は作ったらもう終わり。あとはそちらでどうにかして状態。

そもそも説明会には何度か行ってはいますが、反対意見など聞き入れられるような雰囲気ではないのです。行政は強行するので。加えて、本当に害を被るのは沿線住民だけなので、それ以外の住宅地の中に住んでいる人たちは「どうでもいいこと」という様子。これでは自治体一致団結などできはしない。

高架事業もまた、「ご理解いただけた」と勝手に思われ、沿線住民だけが人柱となる事業なのです。

行政の説明不足、無責任さは計り知れない

もはや行政とは市民の敵でしょう。

説明不足の極み、無責任さは計り知れない。

「行政だから大丈夫」と思っている方がいらっしゃったら、その考えはまず改めた方がいいです。

行政だから疑うべきです。行政は無能です。市民の味方ではありません。行政は市民のことは考えていません。

説明会には多少無理してでも行って、回覧板を毎回隅々まで見て、都道府県や市町村のパブリックコメントを常に監視して、行政に対抗する準備を常に整えておくことをお勧めします。

総合的な対策予防
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