長野市の公園廃止(青木島遊園地)・騒音苦情問題はあまりにも見苦しい

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長野県の公園廃止(青木島遊園地)・騒音苦情問題はあまりにも見苦しい

長野の名誉教授が「子どもの声うるさいから公園廃止」にした。

↑この情報だけが独り歩きし、正義中毒者たちによって「クレーマー」だの「老害」だのとネットリンチを浴びせられている。

ただそれを流したのはマスコミ一部有名人のツイッター

この件に関する情報と、私の意見をここに綴ります。

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今回の長野公園廃止の騒動

まず、一番最初の報道はこの記事かと思います。↓(違ったら教えてください)

【子どもの声がうるさいから公園が廃止…それでいいの?揺れる長野市の現地で徹底取材〈声のチカラ〉】

信濃毎日新聞からヤフーへ載った記事です。

内容を簡単に説明すると、

長野県青木島にある公園(正確には遊園地)が、一部近隣住民の「うるさい」「子どもたちが走り回ってほこりが舞い、車が汚れる」という苦情によって廃止されることとなった。何度か対策はしたが、苦情は収まらず、子供たちの姿も減った。しかし管理費だけがかさむので、廃止を決めた。一部住民に負担を強いてきた。

という内容。

これを某有名人たちが取り上げ、ツイッター上で騒動となりました。

なぜここまで話が大きくなったか

なぜこんな大ごとになったのか。

有名人の投稿

間違いなく、以下2つの投稿がここまで大事に拡散される原因となったのでしょう。

毎回何かしらツイッターで影響力を持っているこの二人。

個人的にはこの2人には賛同することもあり、反対することもあるという感じです。

ただ、ちょっと今回うわべだけの一般人投稿の記事の時点で反応したために、一方的に批判している形になりましたね。これは彼らの失態でしょう。今回は賛同しかねます。

しかも・・・、市議会議員まで「上級国民」とかいってあくまで一般市民を相手に攻撃していますからね。

老人の苦情で子供の遊園地が閉鎖

そしてもう一つに、「老人の苦情で子供の遊園地が閉鎖」するという事が原因なのだと思います。

社会は子供優先であり、
子供は許されるべきであり、
子供は好きになるべきであり、
子供は最優先されるべきであり、
子供の全ての行為は温かく見守るべきである。

という概念、集団圧力が働き、それに反対するものや逸脱するものは絶対悪とします。

逆に言えば、「子供の味方をする」ような発言をすれば、「すばらしい!」「その通りだ!」とちやほやされるわけです。

なので多くの人が、有名人の投稿から「子供の敵である老害を叩く」という思考停止正義として反応しだしたのです。

一番の問題点

私が今回の件に関して一番の問題であり、一番醜(みにく)いとするのは、

「正義を疑わず、内容を深く探らず、むやみやたらに有名人に便乗して思考停止状態で叩き始めるネットユーザー」

だと思っています。

有名人たちは単に自分の意見を述べているだけですが、それに便乗する悪質なネットユーザーは記事も良く読まず、内容を調べようともせず、「悪を懲らしめる」という謎の正義感で「リンチ」を始めます

特に有名人に賛同する、いわゆる信者が多すぎて、もはや某有名人の発言を疑わず絶対とする人たちがひどいです。結局記事の内容も良く読まずに、おそらくツイッター上で書いてある内容だけで叩き始めているのでしょう。

特にひどいものを書き出しておきましょうか。

「老害」「悪質クレーマー」「変なクレーマー」「追い出せ」「その場からいなくなればいい」「天国に行けば静かに過ごせる」「特定しろ」「先長くないのに」「長野市には住みたくない」「上級国民」…

こういうことを言う人間が、本物の悪質クレーマーなんじゃないですかね。

リンチ以外の何物でもないよ。

しかも苦情住民が誰なのかを特定しようとしている暇人まで現れる始末それを先導したのはやばい市議会議員という闇。

実際の公園廃止の経緯

経緯についてはまず、この長野市議会議員方のユーチューブ動画を見て頂けたら、大体客観的に見れると思います。

ちなみにさっき言っていたやばい方の市議会議員とはまた別の方です。

かなり冷静に事を見られており、説明してくださっているのでわかりやすいです。

でまあ、動画見てもらえばわかりますが、「苦情」だけが今回の廃止の原因じゃないってことです。

もともと行政の持ち物でもなかった土地。

今回の苦情が一つの大きな要因ではあるものの、いろいろな要因が重なり、このように至っているのです。

だから「公園を廃止するな」というのは、事実を全く知らない「部外者」が子供の味方・正義の味方を着飾って吠えているだけなのですね。

苦情問題の経緯

ここからは公園廃止の経緯ではなく、苦情問題の経緯です。

これ資料のソースです↓
https://www.slideshare.net/kazumakoizumi1/1-254680450

この資料はやばい方の議員が見つけてあげた物なのですよね・・・。自分で出しておいて、都合の悪い部分は疑うという・・・。

まあとにかく、この資料の【廃止に至る経緯】の項目を見ても悪質クレーマーだと言えますかね。私でも苦情言い続けますよこんなの。批判する皆さんこれ読んでる?

植栽の踏み荒らし・ボールの飛び込み・開設当初は拡張期による号令。

しかも、「平成16年の遊園地開設当初から○○は騒音に苦しんできた」

これつまり、公園が後に出来たってことです。

「引っ越せばいい」とか「なんで公園の横に住んだ」とか言っている人たちは間違いなくこれ読んでないですね。

「上級国民」「大学教授」「家の特定」など見苦しい犯人捜し。本質を見ず悪質クレーマーと決めつける輩。

ぜひともこういっている人たちが騒音隣接地に住居を構えてほしいものですね。

騒音下で生活する私が思う事

ここからは、今回の件の騒音・迷惑行為の問題の部分を、騒音下で生活している私が個人の視点で綴っていきます。

この問題ですが、私にはこの苦情を入れた方の気持ちが痛いほどわかります

「クレーマー」だの、「老害」だの、「引っ越せばいい」だの、想像力の欠片もない方たち

自分が騒音に日々悩まされる立場になったこともなく、その立場になって考えることもない人々が、きれいごと・偽善で吠えているようにしか見えない。

これこそ悪質クレーマーです。

苦情した人にクレーム言っている人間は、その立場になってみるといい。ぜひとも賑やかな公園の隣に家を建てて一生住んでみるといい。人に簡単に「引っ越せばいい」とか言っている人は、にぎやかな公園のそばに引っ越せばいい。

そしてこの同調圧力

「子供に関することは寛容になれ。子供の声は素晴らしい。」

静かな所で暮らしている人間が、静かな部屋でこのようなことをネットに書いて偽善に浸っているのでしょう。

まず、皆が皆子供を好きなわけではありません。多様性ですよね?

そして、一軒家なんて簡単に引っ越せるものではありません。「引っ越せ」と言っている人は金持ちなのか、想像力が皆無なのか、単純に世間知らずか。

また、「たった一人」だとか「それ以外の人の苦情はない」とかそんなの当たり前です。なぜなら、騒音発生源に隣接する建物が騒音のほとんどを吸収するからです。だから二軒隣り以降はほとんど気にならないのです。

なんでこんなことが言えるのか。私の家も騒音発生源に隣接しているからです。そして、ひとたび家の後ろに回れば、ほとんど気にならない音になるのです。

なんかドヤ顔で市議会議員が批判していますが、よほど閑静な所に暮らしているのですね実際に体験したことがないのでしょう。だいたい市議会議員が一人の住民に対して集中批判するなんてことしていいのでしょうか?

…まあそれは置いといて、とにかく騒音は隣接地の被害がほとんどで、その他の家は気にならないものなのです。

【関連記事】:綺麗事では片付かない!住生活の立場からすると騒音は絶対悪である

騒音被害者は人柱

今回の件でも騒音問題は、ネットに出るとなにかと苦情を入れた側が叩かれる場合が多いです。

これってつまり、人柱みたいなものなんですよ。

隣接地の住人は元々そこに住んでいて、運悪く騒音隣接地になってしまえば、その人たちは「人柱」同然です。

その家の後ろ以降の家々を守り、その騒音源(公園・鉄道・工場)の稼働のために犠牲になります。

運よくその人柱にならなかった者たちは、その悲惨さを理解することはありません。自分たちがそうなった場合を想像すらできず、「正義(笑)」を振りかざしてきます。

しまいには子供の声は騒音ではないとかいう法律まで作ろうとしています。

【記事】:子どもの声は騒音ではない法律制定議論とドイツ模範は浅はかすぎる

まあなんですか。究極言えば、騒音問題への苦情にクレームをつける人たちで、騒音源を囲んでくれればいいだけなんです。

騒音問題は心身ともに病む

騒音で人柱になった人間は、精神を病み、身体を病み、人生を終わります。

【関連記事】:住環境悪化の影響は精神的にも身体的にも害である

まさに人柱。

よかったね。運良く免れている皆さん。

そして同じ境遇の方たちは、苦しみをどこかでぶちまけましょう。それか苦情言いましょう。

【関連記事】:【工場企業の騒音問題】話が通じるなら直接苦情を言うのもいいかもしれない

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