家の近くに新しく道路が作られ、そこに段差ができ、家が揺れるようになった。幹線として道路拡張されたり、高架ができたりして、騒音振動震動などの住環境悪化が起こった場合、どこに苦情を問い合わせればいいのか。
今回も私の実例と対処法を記録します。
今回の事例
元々住宅地に住む住民しか使わないような私の家の前の小さな道が、町の開発事業により拡張され、幹線が通ることになりました。
それにあたって、車通りが激しくなり、スピードを出す車も出てきました。
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それもそれでストレスなのですが、今回の事例は、家の近くで道路のアスファルトのつなぎ目が段差になってしまっており、大型車が通るたびに家が揺れてしまうようになりました。最悪です。
なので、行政の方にこの事を伝えようと思いました。
その際何処に問い合わせるかです。開発担当課なのか。騒音振動(環境)課なのか。
今回それを実例と共に見ていきます。
相談先
今回の私の場合は、開発事業の担当課に問い合わせました。
その理由として1つ目は、その震動のことが発覚したのが開通してからすぐだったので、環境悪化というよりかは、あきらかな不良工事だったからです。
さらに理由として2つ目は、自治会の道路開通事前説明会の時、
「開通後、今後信号や標識などの必要性などを様子見して、一週間は担当課が様子を見る」
ということを言っていたので、とりあえず担当課が担うという事で認識したというのも理由です。
ここで重要になってくるのは、自治会の説明会に参加していたかというのも重要です。
自治会の説明会に出席する必要性
当ブログでは以前も、自治会の説明会に参加する重要性を述べたことがありますが、実際こういう実例をもとにするとその重要性がわかります。
今回説明会に出席したメリットとして
- どこに問い合わせればいいか、結構はっきりと認識できる。
- 説明会の時点で担当課の人と事前に、お互い面識ができる。
- 実際に合って話をした際、説明会での内容を踏まえた会話ができて、スムーズに進んだ。(相手が何を言っているかが分かった。)
ということがありました。
なので、今回の震動の件で顔を合わせた時、それなりにかみ合った会話ができました。
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その後の行政の対応
とはいったものの、向こうもこちらの要望をすべて聞き入れるというわけではありません。
行政担当課の責任者には、今回の工事不良の段差のことを認識させることはでき、今後の検討とするという話にはできたものの、再工事は今すぐには難しいとのことでした。
埋めるとしてもそれで解消されるような物とは思えず。
もし今後様子見て、やはりひどいようならまた連絡いただければという事でした。
とにかくこれで、次に連絡入れるべきところは完全に確定しました。これで迷わず連絡が入れられます。
ただ、だからといってむやみやたらに苦情を言うわけでもないです。それなりに丁寧に伝えなければなりません。
【関連記事】:苦情やクレームはどのような伝え方をする?→丁寧ながらも怒りを垣間見させるように
まあ、おそらく近いうちにまた連絡は入れることにはなるでしょう。
この段差を解消するには、工事してもらうしかないでしょうし・・・。
道路の問題について
さて少し余談ですが、こういう道路工事の問題では警察も絡んでいるそうで、行政にいくら苦情を入れても警察も対応してくれないと物事が進められないのだそうです。
それは今回の道の話以外にも、信号、横断歩道、縁石ブロックなども警察がらみのようです。
で、これがなかなか対応が遅いのです。
住人苦情→行政→警察という流れで問題提起が進み、この流れがうまく行って、それぞれがちゃんと対応しないと解消されないとのことのようです。
信号設置に2,3年かかるのもそれが原因で、死亡事故が出ないと対応しないのもそれが原因のようですね。
まあ、いずれにしても自分たちで決めた事業なのだから、そこの不良工事くらいの対応は早急に決めてほしいものですよね・・・。
そして、今回の事例では対応されたのでした。その経過はこちらの記事で↓
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