屋外からの騒音を防ぐ理想の防音部屋を考える。重要なのは、いかに音と向き合わないかということ

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屋外からの騒音を防ぐ理想の防音部屋を考える。重要なのは、いかに音と向き合わないかということ

今何らかの理由で騒音がやばそうなところに引っ越さなければならない方、騒音下に住んでいて引っ越しはできないがリフォームしようとする方へ教えるのではなく、情報共有という形で今回書いていこうと思います。

あくまで騒音下に住んでいる私の個人的理想です。

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騒音源方向の窓をなくす

もっとも騒音が室内に入る原因として、「窓」が考えられるといいます。

その「窓」でも、「ガラス」ではなく「サッシの隙間」からの音漏れが主な原因だそうです。

ただ、サッシに隙間はつきものです。戸をスライドして開閉するので、上下のレールの間には多少隙間ができる物です。加えて、欠陥住宅だとサッシの組み合わせの部分に隙間があったり、横の閉める所に隙間が出来たりしています。

こういった問題を根本から無くすためには、「窓を無くす」ことが有効的です。でも全部窓を取り払うことなんてできないので、

騒音源の方向だけ窓を無くす

という方法が挙げられます。

家を建てる際には意識しておくべきところです。

もちろん今既に窓がある場合は、リフォームということになってしまいますが…。効果は確実にあるでしょう。

窓の大きさはなるべく小さく

やはり騒音と言っても窓が欲しいという方もいると思います。例えば騒音源がちょうど日の当たる方向だったら、さすがに窓を無くすという選択肢にはなりません

そういう場合はまず、窓の大きさを小さく設定しましょう。

先ほどサッシから音が漏れているとは言いましたが、やはり「壁」か「ガラス」かで言ったら、「ガラス」の方が音が入ってきます。私の家はガラスがでかすぎて、騒音祭りです。

さらにガラスが大きいと騒音がひどくなるどころか、プライバシーを守ることもできないし、防犯性も落ちます。裏を返せば、窓はできる限り小さい方が良いのです。

特に車通りの多い大通りや幹線通りだったり、横断歩道や信号・バス停近くの家の場合だったりすると、「人の目線」というのが必ず障害となります。

【関連記事】:横断歩道や信号・バス停近くの家はやめておいた方がいいので、その理由を経験者が記す

【関連記事】:大通りや幹線道路沿いの家のデメリット一覧|揺れる・うるさい・入庫問題他多数

もし窓が大きい場合はリフォームしてでも小さくする方がいいかもしれません。

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騒音源方向に窓がある場合はタンスなどで塞ぐ

しかし、既に窓がある場合。

やっぱりリフォームということになるでしょう。でも現状でどうにか理想の形に出来ないか。

そう考えた時に、「今ある窓をふさぐ」という方法が思いつきました。

というのも以前、いびき騒音事件があった時に騒音源にどでかいタンスを置いてもらったことがあります。するといびきの騒音がかなり緩和されて、今ではほとんど聞こえなくなったのです。

これと似たようなことが屋外からの窓の騒音でもできるのではないかと思った次第です。窓にタンスや何か壁になりそうなものを置く。完全にふさぐ。

そうすれば少なくとも、窓をフラットにしているときよりかは騒音の度合いが緩和されるのではないかと思います。部屋にそういったタンスなどがあればの話ですけどね・・・。

一度お試しあれ。

窓は二重窓

さて色々と無理やりな方法やお金のかかる方法、もう遅いという取り返しのつかない方法など紹介してきましたが、なんだかんだ一番の騒音対策は「二重窓」なのかもしれません。

これは完全に防音として機能します。どこで調べてもそう書いてあります。

二重窓は文字通り窓を二重につけます。なので、先ほど言った「サッシの隙間」問題が解消されます。サッシも二重なので、その分防音できるというわけです。場所によっても種類も多く選びようがあります。

記事:二重窓(内窓)二重サッシにはどんな種類があるか。簡易度や大きさなどを調べまとめる

しかも、リフォームもそんなに大掛かりなものでもないです。場合によりはしますが、窓枠の幅が十分余っているなら、周りをいじらなくても二重窓を設置できるといいます。これも二重窓の良い点ですね。

ただし、この「内窓」の小規模工事の場合は、窓枠や場所、現窓の種類によっては二重窓が出来ない場合があります。

記事:二重窓(内窓)が取りつけられないのはどんな場所か?窓の種類や位置一覧

たまに「複合ガラス」というのがありますが、あれとは違います。あれは結局サッシは1枚分なので、あまり変わらないと思っています。しかも、硝子が厚くなるので、その分サッシの取り換えをしないといけない。もしかすると二重窓よりも費用がかかる可能性があるのです。

先ほど同様リショップナビにも載っています。ちなみに二重窓に関しては、リショップナビのサイトの方に事例が載っていましたので、そちらを参考資していただくといいかもしれません。

また、エクステリア専門の業者のエクスショップには一覧で料金とメーカーの比較が載っています。買わなくても一度見てみると面白いです。

ベッドや布団、集中したい場所は窓から一番奥へ

さて最後はもはや諦めモードみたいな対策法ですが…。寝床や集中したい作業机などを窓や騒音源から一番遠い所に離すという方法です。

説明はいらないと思います。

でも意外とこれ、気持ち的には楽になるものなのです。いびき事件の時そうでした。

「騒音源に引っ付いている」というのは、精神的にもダメージなのですね。

「嫌なものからは離れる」という本能的な部分に忠実になることも、精神を安定させることにつながるのかもしれません。

総まとめ

いろいろと防音方法を見てきましたが、これらを組み合わせることによって、理想の屋外からの防音部屋を作り出すことができるのではないでしょうか。

外構設備から騒音問題を防ぐ方法も考えられます。

【関連記事】:おすすめのエクステリア外構設備5選。騒音対策や快適な生活を手に入れるために

その他、部屋以外にも防音遮音、または騒音を紛らわせる方法などがあります。

耳栓はよく言われますが、耳栓以外にも多くの方法があるので、いろいろと試してみるのもありだと思われます。

記事:騒音対策で耳栓以外の方法12選。就寝時や日常作業時の防音・紛らわし方

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