我慢できる騒音と我慢できない騒音の違い

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我慢できる騒音と我慢できない騒音の違い

騒音が我慢できる人がいる。我慢できない人間だとか神経質だとか言う認識もされる。

しかし我慢すべきでない騒音もある。それは工事などの期間が決まっている騒音と道路自動車や近所などのずっと続く騒音の違いであるのだろうと考える。

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騒音には大きく二種類ある

簡単に「騒音くらい我慢するべき」と考えている人間がたまにいますが、その「騒音」の中にも種類があるという事をまず知るべきでしょう。細かく分ければその種類は多くに分かれますが、一番大きく分けると「半永久的に続く騒音」「終わりが見えている期間限定の騒音」の違いがあるわけです。

そして騒音問題で深刻なのは誰でもわかる通り「半永久的な騒音」の方です。

騒音に対する苦情もこちらの方が多いのではないでしょうか。なぜなら「死ぬまで騒音を受け続ける」ことになるからです。騒音問題は大体「生活空間の侵害」で起きます。要は自分の家や部屋の衣食住の空間を侵害されることで起こるわけです。それが「死ぬまで続く可能性がある」。そんなことを我慢しろなどとおかしな話です。

我慢できる「期間が決まっている、いずれ終わる」騒音

「期間が決まっている、いずれ終わる騒音」は思いつくのは一つだけです。

  • 工事騒音

工事はいずれ終わるものです。

私の家の周りは開発で工事が続いていますがようやく落ち着きを取り戻しています(工事のみに関しては)。なので工事はいつか終わります。新しい商業施設だか倉庫だか新興住宅地だかを作る時でも、工事に関してのみ言えばいずれ終わるものです。

これは我慢できるのです。「我慢してくれ」というのもわかります。

もちろん期間にもよりますが。30年続くとか言われたらたまったもんじゃないですけど。でも10年以内なら何とか。商業施設程度の工事なら1年くらいで終わってしまいますし。

それなら我慢できるんですよ。我慢していれば終わるから。「我慢」て言うのはそういうものですよね?いずれ終わるから「我慢」できるんです

我慢できない「半永久的な」騒音

「半永久的な騒音」には以下のようなものがあります。

  • 道路騒音(自動車騒音・話し声など)
  • 施設設備
  • 工場
  • 近隣住宅
  • 航空機
  • 鉄道

まだまだあるでしょう。

これらの騒音は終わりません。交通量の多い道路は一度作られれば廃止されることはまずないですし、近隣住民はいつ引っ越してくれるかわからない。工事や商業施設はいずれ無くなりはしますがこれもいつ無くなるかわからない。数年で廃業するか、100年続く老舗になるか。

要は「終わりが見えない」「期間が決まっていない」ものなわけです。

 

では「終わりが見えない」苦しみを「我慢しろ」というのはどういうことでしょう。道路のように半永久的に我慢するというのは何なのでしょう。

それはただの「奴隷」です。

終わらないものを我慢する。死ぬまで我慢しろということです。

我慢すべきものと我慢すべきでないもの

我慢することが美徳である日本の考え。誰かが我慢していればだれかが楽になるこの世の中。

だからこそ部外者からしたら「我慢」は素晴らしいものなのでしょうが、我慢する側からしたらありえない話です。「我慢しろ」などと吠える部外者もそうですが、我慢する側もちゃんと考えて我慢をするべき事案か我慢をすべきでない事案かを決めるべきです。

半永久的に我慢などすべきでないのです。死ぬまで我慢するかもしれない状況になどいるべきではないのです奴隷のように、生贄のように人生をむさぼるべきではないのです。

そのような状況になって少しでも不満を感じた場合は、抵抗するべきです。でなければ同じことが何度も起こることになります。

【工場企業の騒音問題】話が通じるなら直接苦情を言うのもいいかもしれない
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子どもの声は騒音ではない法律制定議論とドイツ模範は浅はかすぎる
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道路などの騒音による病気のリスクとノイローゼ。環境省の基準はどうなっている
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【騒音】近所スーパーの深夜早朝搬入・積み下ろしがうるさいのでどうにかする
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部外者の「我慢しろ」は無視。

【騒音を軽視する者へ】「騒音」と一括りにせず、違いを知るべき

世の中は「騒音」に対する認識が浅すぎます。騒音に対する苦情はなぜか被害者が悪者のように扱われます。我慢できない人間だとか神経質だとか、まるで騒音被害者が悪いかのように。

しかし、何も知らない部外者がもし、そんな風に騒音被害の世界に口を出したいなら、まずそれがどんな状況なのか、どういった類の被害なのか、その違いを知ることから始めるべきでしょう。

「知らない」ものを批判するのはただの「クレーマー」ですからね。

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