雪国に住む場合の注意点。避けるべき家の構造と土地【実体験から】

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雪国に住む場合の注意点。避けるべき家の構造と土地【実体験から】

北海道や東北、北陸山陰などの雪の降る地域に住もうとしている方や新しく家を建てる方に知っておいてほしい自宅の問題をまとめる。雪国にこんな土地や家の構造はやめておいた方がいいという物を理由と共に上げていく。

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雪国に合わない家の構造

前置き無しで早速見ていきます。

2階建て1階部分の屋根に金属素材

金属屋根

大体の古くからの家は瓦屋根で頑丈です。さらに現代では1階部分の屋根が無い家もあります。

しかし、中には瓦などではなく、金属板の屋根を備えている家があると思います。

これが現代のものならいいのですが、高度経済成長期末期から崩壊後に建てられた家には、「トタン屋根」という金属屋根が使われていることが多く、さらに現在でも「ガルバリウム鋼板屋(上写真)」という金属屋根が使われていることがあります。しかもそれが一階部分の屋根に使われていると、これが雪国にとっては非常に不都合なのです。

というのも、屋根が斜めになっている切妻屋根などの場合、2階から雪が落ちてきます。

その雪が1階部分の金属屋根に落ちます。

物凄い音なのです。毎回ビビります。

というので、例えトタン屋根でなくとも、金属屋根や軽素材の屋根を一階部分に設置するのは、やめたほうがいいです。

泥棒でも入ったのかと思うほどの音です。

玄関の屋根の流れの向きが正面

言葉ではわかりにくいので図であらわすとこんな感じです。

玄関の屋根

こんな家は雪国には合いません。というかありえません。

雨なら雨どいをつければ流れてくる水を防げますが、雪は雨どいでは防げません。

先ほども言いましたが、屋根から雪が落ちてくるのです。

雪国の屋根問題4

そうするとどうなるのか。2つの不都合が出てきます。

まず1つ目
雪が流れて落ちてくると、運が悪ければ玄関を通るたびに直撃します。

雪国の屋根問題2

そしてこれに毎回怯えることになるのです。雪が落ちそうになっているときは、そこを通るだけでも恐怖です。

 

2つ目。
落ちてきた雪によって、玄関までの道がふさがれます。

雪国の屋根問題3

上の図は極端な話ですが、つまりはこういうことです。大雪の後なんか、落ちてきた雪が玄関の道を塞ぎます。

雪国にとっては、これ不良物件認定でいいと思います。まあうちなんですけど。

外構施設で防ぐことも考えても良いと思います。特に雪国では玄関の風よけ室が設置されていることが多いです。

ガス水道管の位置

土地によって特に風が強い方向というのは変わります。その風が強い方向を見定めてください。そしてその方向には水道ガス管を設置してはいけません。なぜなら逝くから。

水道管は風や雪の付着で凍り挙句破裂の可能性。

ガス管も煙を出してぶっ壊れる可能性。(うちですけど)

管の位置には是非とも注意を払って頂きたいと思います。

カーポートの屋根素材

雪国ではアクリル、塩化ビニール、ポリカーボネート板類のカーポートがよく割れてます。

雪の重みに耐えきれず割れて崩壊するのです。

例え斜めになっていてもダメです。雪は積もるのです。割れます。

なので、もしカーポートが欲しいなら、雪国にあったカーポートを選ぶ必要があります。これは甚大な被害になるのでよく調べて業者にも相談してください。

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大きい窓

開放的な大きな窓。CMでよく見ますが、雪国からしたら見てるだけで寒いです。

騒音対策面でもそうですが、断熱面でもやっぱり窓は小さいほうがいいです。

 

雪国に合わない土地物件

「大通り・幹線道路沿い」①雪捨て場が無い

大通り幹線道路沿いはおススメしないというよりやめたほうがいいです。これには複数の理由があります。

なので1つずつ見ていきます。

まず一つ目
雪国には除雪作業が必須ですが、大通り沿いには除雪後の雪置き場がありません。
これは私の家が都市開発により生活道路→幹線道路沿いの家になってしまったがために実感したのですが、幹線道路や大通りには雪捨て場が無いのです。そうすると、除雪が進まないor道路の雪を自分の敷地内へ移動させるしかないという事になります。

誰が汚い靴で踏んだか、犬の糞尿がかけられたかわからない雪を自分の敷地内に置きたいですか?私は嫌です。

「大通り・幹線道路沿い」②雪の壁ができる

雪国に住んでいる人ならわかると思いますが、除雪車が入ったら雪の壁ができます。でもそれは当たり前です。でも私が言いたいのはそれの事ではないのです。

普通に車通りの多いところは、車が通って雪をまき散らしますそれが道の端でどんどん積み重なり壁となってゆく。つまり除雪車が入っていないのに雪の壁ができるのです。
あれには驚きました。今まで生活道路でそんなことなかったので。幹線道路になってからこんな目に遭ってます。そしてまた雪をどかさなければいけないのです。

それは入庫時にも同じこと。
車通りが多い中、除雪も入っていないのに雪の壁ができて入庫が困難になる。

どうです?想像できますか?自分が道行く車の進行を妨害し、道行くドライバーからにらまれます。まるでこちらが加害者のように

まあ私はもう吹っ切れて、思いっきり路駐して雪どかしましたけど。

本当に大通りって最悪ですね。

「大通り・幹線道路沿い」③うるさい

雪が微妙に道に残っているとき。雪というかシャーベットみたいになっているときですね。

めちゃくちゃうるさいです。騒音被害です。

雨の日よりもうるさくなります。もう最悪ですよ。

「大通り・幹線道路沿い」④除雪中雪をぶっかけられる

車通りが多い家の軒先での除雪は、道行く車に雪をぶっかけられながら行うものと思ってください。

そしてめちゃくちゃうるさい中でやるものと思ってください。

今まで静かな中、雪かきの音だけがしていた時代にはもう戻れません。

マジで都市開発許さないからな。

その他大通りのデメリットをまとめた記事があります。

【関連記事】:大通りや幹線道路沿いの家のデメリット一覧|揺れる・うるさい・入庫問題他多数

歩道のある道沿いの家

これも私の家の経緯から分かったのですが、除雪車が除雪する範囲は車道です。

もし歩道が無ければ、駐車場際まで除雪してくれています。なので、出庫したい場合、あと少し雪をどかせば車を出せるのです。

しかし、歩道があるとそうはいきません。
歩道は除雪がされないので、駐車場と車道の間の歩道の分まで除雪しなくてはいけなくなるのです。明らかに無駄な時間です。

私はそれを味わいました。昔は生活道路だったので際まで除雪してくれていたのに。なんで歩道までどかさないといけないのか。

マジでこの都市開発は許さない。

商業施設・事業用地近隣

これらは、真夜中に除雪車が施設の敷地内を除雪します。悪いことではないのですが、隣人からしたら真夜中に除雪車が行ったり来たりするので眠りの妨げになります。なので、それが嫌なら避けたほうがいい土地です。

さらに事業用地は余計にたちが悪い場合があります。というのも除雪をするのが除雪車ではない場合があるからです。たまにショベルカーでやる輩がいます。それがどう悪いのかというと。

  • 除雪車よりも遅いので丸1日ぶっ続けで除雪している場合がある。
  • ショベルカーはめちゃくちゃ揺れる。雪の地面の凹凸で余計に揺れる。つまり丸一日地震に遭うことになる場合がある。

というリスクがあるのです。(うちの近くですけど)

他にも雪以外では、搬入作業による深夜騒音被害もあります。

【関連記事】:【騒音】近所スーパーの深夜早朝搬入・積み下ろしがうるさいのでどうにかする

ゆるさん。

鉄道路線の近隣

鉄道の除雪車(ラッセル車)が通ります。真夜中か早朝に。

除雪車は主にディーゼルです。めちゃくちゃうるさいです。

よく起こされます。

まあ、頻度的にはそんなにないので、私にとっては他の被害よりかは大分マシですけど。人によってはきついと思います。

 

まずは賃貸で様子見もあり

雪国で新しく住み家を作るのなら、色々な可能性を予想するしかないです。

予測ではなく、視察して事前に知っておくという手もあります。

もし一戸建て購入を希望している方であれば、まずは賃貸で住んでみるのです。
これは今回の件に限ったことではなく、騒音や治安などにも言えることです。

購入前の賃貸にするメリットデメリットを書いた記事があります。↓

【関連記事】:一戸建て購入前に最初は賃貸物件に引っ越してその土地を様子見した方がいいのか

雪国には注意せよ

雪国のデメリットは結構深刻なものです。だからと言って雪国が悪い所というわけではありませんが、やはり不都合な部分は極力知っておいた方がいいですね。

私の地獄の住み家を参考に避けるべきことは避けて天国の住み家を作ってくださいね。

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